仕事を支える器具類

サクラ歯科医院で使っている道具達です。

これらの他にもいろいろ使用していますがとりあえず。今後も追加予定(順不同)

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザー

なくてもなんとかなるけどあると非常に便利なもの。それが炭酸ガスレーザー。
歯科用レーザーは、半導体レーザー、炭酸ガスレーザー、エルビウム・ヤグレーザー、ネオジウム・ヤグレーザーなどがあります。
それぞれ用途が異なるのですが、この炭酸ガスレーザーは出力はそこそこ、組織への浸透性は低いという安全性の高いレーザーです。
主に粘膜組織への治療に使います。また出血を止めて凝固させる場合にも用います。

歯を削るレーザーはエルビウム・ヤグレーザーですが、欲しい。けど高い・・・

口腔内撮影用

カメラ

オリンパスが好きだったんですよ。
左がオリンパスのタフ6(tg-6)にフラッシュディフューザーを装着
右はオリンパスのミラーレス一眼ペンライト(E-PL6)にマクロレンズ、マクロフラッシュを装着
タフ6は所詮コンパクトデジカメだし、ペンライトも撮像素子のサイズがマイクロフォーサーズとフルサイズやAPS-Cと比べると小さいのですが、使いやすいです。


説明用模型

説明模型

普通の歯列模型から、歯周病が酷い惨状だったり、子供の歯列だったり生え替わりだったり歯並び悪かったり、根管治療だったりインプラントだったり。
でも院長が一番使用しているのは白い紙。ほとんどその場で絵に描いて説明しています。


自動注射器

自動注射器

左の白いのはアネジェクト2、右の紫色の2つはオーラスター
それぞれ自動で麻酔薬を注入してくれます。アネジェクト2は音楽流れます。昔の携帯電話のような単音で。今みたいに着信音をダウンロードするんじゃなくてそういう雑誌見て曲を手打ちした時代の。
自動で麻酔薬を注入するメリットは、針が刺さる瞬間も痛いときは痛いのですが今や35G(ゲージ)(直径0.2mm)で刺入時の痛みはかなり軽減されています。

が、そこから液を注入する圧が強いと痛いのです。
手用の注射筒でコントロールするのは非常に難しく、そのため自動注射器でゆ~っくりと注入することで痛みを軽減しているのです。

・・・とはいえ痛いときは痛いし、完全な無痛と言うことは無理です。よく「いつ注射したの?」とか「最近のは針がないのね」と驚かれる場合はありますが。
絶対浸麻するマン絶対浸麻するマン(昔の落書き)


マイクロブラシや綿棒

マイクロブラシ

要は使い捨てで塗るため。小さいスポンジもあります。
綿棒は、実は結構我々は筆を使います。どうしても筆じゃないと上手くいかない状況もあるのですが、接着剤を単に広い面に塗るというだけの場合は使い捨てじゃないものは極力使いたくないですね。
でも歯科材料の接着剤の中にはビンの蓋に筆が直接くっついているモノも少なくありません。それは一応換えもあるんですが数は少なく、拭き取るコトが多いのです。
それがどうにも嫌なんだけど、コストはかけなく無いなぁ、ということで綿棒。非常に安い!


歯髄診断用

歯髄診断

上は歯髄診断用冷却剤パルパー
下は電気歯髄診断器デジテスト2
歯髄、要は神経が生きていると冷やすと染みる(痛い)し電気を流すと痛い、神経が死んでいると感じない、という割と原始的なやり方です。
もっとも第2象牙質と呼ばれる神経が細く奥の方へ逃げている場合は実は神経は生きているけど染みないし感じない、というコトも起こりえるのでなかなか厄介です


圧排糸、テープ

圧排糸

歯を削って型を採ったり、CR(コンポジットレジン)を詰めたりする際に邪魔になるのが歯肉(歯ぐき)。なので圧排糸と呼ばれる糸を歯と歯肉の間に埋めることで隙間を作り綺麗な(というか技工士さんにとってわかりやすい)型を採れたり、綺麗にCRを詰めることが出来ます。
手間と小さいながらもコストがかかるため保険診療ではあまりやられませんが、圧排糸を巻いた方が良好だと判断した場合はサクラ歯科医院では保険診療でも割とやってます。
テープも同じような使い方です。


頭蓋骨

頭蓋骨

歯科医師になったばかりの頃に、別に説明用で使う意図ではなく買った頭蓋骨モデル。説明用じゃないから透明で買った当初はもっと透明だったんですが経年劣化で黄色っぽく。
今は主に顎関節症の説明に使っています。
眼窩(目玉の入るくぼみ)に光る目玉を仕込みたかったんだけど、出来ないまま今に至る。


オフィスホワイトニング

ブリリカ

ホワイトニングはご自宅で行うホームホワイトニングとクリニックで行うオフィスホワイトニングに別れますが、オフィスホワイトニングで使う道具です。
ホワイトニングの液剤を歯に塗り励起のために専用の波長の光を照射します。
従来は顔の前にでっかい機材を歯の前に置くのでその光から顔をずらすことは出来ません。
が、このブリリカビアンコは照射器を軽量小型化して口に引っかける(写真のオレンジのところで)ことで顔が頭がズレても光はズレない、という寸法です。

治療内容の項目で詳しく書きます(後日)が、
youtuberが宣伝したり、ネット広告に良く出てくる歯磨き粉(練り歯みがき・歯磨剤)で驚くほど白くなった!!!は、詐欺と言ってもいいレベルなので購入は無駄ですよ。
歯科医師が常駐していないセルフホワイトニングも効果は非常に薄いです。


歯ケース

歯ケース

主にお子さんの乳歯を抜いた後にその歯をお渡しするときに使っています。院長夫婦は3人の子供全員の乳歯を保管しています。これは「たまて歯庫」という桐箱ですが。
また、たまに親知らずを抜いた大人からも「記念に持って帰りたい」と言われるときはこのケースに入れてお渡ししています。案外喜ばれます。