歴史を知る

AmazonのKindleでオススメされてしまい、またタイトルに惹かれて、そして期間限定で安くなっていたら、

「項羽と劉邦、あと田中」(古寺谷 雉、PASH! ブックス)を購入。

そういう流れだから後で知ったんだけどこれも「小説家になろう」発でした。ただし異世界チートハーレム無双という「なろう系」とは異なり、ただの?タイムスリップ。

口が上手い営業の田中(たなか)は突如、秦王朝末期にタイムスリップ。野盗に襲われかけていたところを後の斉王の田横(でんおう)に助けられる。田中の持っている印鑑を見て田一族の者と勘違いされ田中(でんちゅう)として拾われる。

そんなことから田中(たなか)さんは田中(でんちゅう)さんとして元の世界に戻るべく項羽と劉邦の時代に身を投じていく。

 

とまぁ3巻まで書籍化しているウチのまだ僕は1巻の7割程度しか読んでいません。項羽も劉邦も出てきません。ちらっと後の劉邦の軍師・張良が出てきただけ。

ただ、こういうタイムスリップモノを読むと思うのは、やっぱりその時代の歴史を知っているともっと面白いよね。ってところ。メタ的というか。

それを読者が知らなくても主人公自ら狂言回しの如く次に起こりうるであろう未来をモノローグするから面白いマンガ、小説は知らなくても面白いんだけど、
たぶん歴史の中にタイムスリップしたのなら「主人公が歴史にどう干渉してどう改変されるんだろう、改変していいんだろうか」を楽しむのも面白さだと思います。

歴史という程じゃなくてもバックトゥザフューチャーだって、マーティのせいで音楽の流行やスケボーなどが改変されたんだから。

 

でもって。

僕は項羽と劉邦の時代をよく知りません。というか他の時代の中国の歴史だってよく知りませんが。

楽しみながら知ろうとなるとマンガや小説で項羽と劉邦の時代を知るのが手っ取り早い。
が、どれがいいんだろう?
Amazonで「項羽と劉邦」で検索すると司馬遼太郎の「項羽と劉邦」が出てくる。これが基本でいいのだろうか?ていうか小説を歴史の基本としてはいけないような?
だって司馬史観なんて言葉があるくらいだよ?
それともやはり司馬遷の「史記」なのだろうか?いや読める気がしない・・・。
「修羅の門」や「海皇紀」の川原正敏が好きだから「龍帥の翼 史記・留侯世家異伝」でいこうか。でもコレは主人公が張良・・・。

知らないことを小説やマンガという「物語」で知ろうとすると窓口としてはいいと思うけど、絶対になにかしら歪みとか都合上の取捨選択があるから鵜呑みにしちゃいけないし。

以前に書いたかな?僕は隆慶一郎が好きなせいで徳川二代将軍・秀忠の評価が低いのですよ。

三国志だって吉川英治や横山光輝の三国志から入って感じる曹操孟徳と、蒼天航路(王欣太)で入って感じる曹操孟徳は異なるわけで。

物事は多面的に。となると、項羽と劉邦が絡む書籍を片っ端から読むことに・・・・・って別にマニアになるつもりもないし。はてさて。