「貝の建築学」を見に行きました

どっかの地下鉄に乗ったときに、階段横に貼ってあったポスターが気になりメモ代わりに撮影して、

帰宅後、妻に「どう?面白そうじゃない?」と見せたら妻も食いついてきた。
そして家のことが落ち着いたので先日家族で見に行きました。

東京大学総合研究博物館 小石川分館 建築ミュージアム 特別展示「貝の建築学」

 

夜に人と会う予定があったので、それに併せて、だったんだけど出発のタイミングをやや間違ってしまって16時半閉館で最終入館が16時なのを15時55分に入館。

 

規模が小さいから30分あればいいだろうと思っていたけど、常設展示も含めてさすがに30分じゃちょっと足りなかったです。

入って右にはよくわからない小さい引き出しがたくさあり、蔵書とか資料の索引箱みたいな感じなのかな?

 

 

特別展示「貝の建築学」がどこなのかよくわからないまま左の部屋へ移動。

  

いろんな建築物のミニチュア模型が展示されていました。

 

これらはなんて言うんでしたっけ?
兄が地元の方で松本歯科医院をリニューアルオープンするときも、家を建てたときも、そういうミニチュアを見せてくれました。

2階に上るとまた建築物のミニチュアがあり、こちらは木製だったり、スチロール製?石膏?、少なくとも紙ではない白いのが。

 

ミニチュアとはいえ特定の建物全体を俯瞰的に見ることはほとんどないので、建物自体がシンボリックに作られていても地面から見上げる視線ではわからないことが多いので非常に新鮮でした。

僕は小さい頃、将来大工になりたいと思い、その後、建築士になりたいと思ったけど、物理(学問としての)が壊滅的に出来なかったので建築士になるための学部に入る術が無く、仕方なく?歯学部に進んだのです。
今は歯科医師は天職だと思っているので物理が出来なくてよかったかな?

だけどこういうミニチュア作ってみたかった。

 

そして、本命の特別展示室へ。

さまざまな貝が展示されていましたが、展示台?が貝状に渦巻いて設置されていました。

貝のらせん構造、形状は
等角螺旋、付加成長、で説明できるらしい・・・・・・・・・・ってわかんないよ。よく読んでもなんとなくわからん。

けど、プロジェクターで投影されている動画?でなんとなくわかりました。
が、ここで説明できない。そこまで理解が及んでないから。

 

それにしても。

 

ほとんど渦巻になってない形状から、ぐるぐる渦巻いている形状、ほとんどチョココロネな形状、骨のようなトゲトゲがいかにも南国にありそうなという形状、
これらは当然だけど天然自然にできているのですよ。カラーリングも。

      

ところで僕は昆虫が大っ嫌い。
というか甲殻類、節足動物が嫌い。
その理由は、内部がなんだかわからんぐにょぐにょなのに動くし、関節は酷く細いし、変な紋様あるし、硬い箇所もあれば柔らかい箇所もあるし、そのくせ生々しい。

それと同じような感覚に、これら貝を見ていて感じました。

どうやら僕は、天然自然なのに非常に精緻で極彩色に創られていて、それが非常に不自然に見えるのに、どこまでも自然で生々しい、そういう存在がぶっちゃけ生理的にキモチワルイ。
だからよくよく思いを巡らせたら、そういう感じの艶やかな花々もあまり好ましく感じていませんでした。

 

この特別展示「貝の建築学」ですが、貝殻は貝が居住するための存在なので建築物である、とする観点からこの特別展示らしいのですが、
その視点も非常に趣深い、その一方でこの展示に違和感があったのが、

居住者あっての建築物であり、たまにあるような居住者の快適性など思いっきり無視した、俗にデザイナーズマンションなんていう建築家の自慰行為のような建物は論外だけど、

ではこの貝殻は、貝という居住者あっての建築物ならば、それら貝殻にどんな構造の貝がどういう感じに居住合体しているのか知りたかった。
渦巻なのはいいけど、なんで渦巻なのか、この渦巻にどんな風に住まわれているのか。
このタラコくちびるのような出入り口はそこに居住されている貝にとってどういう意味があって存在しているのか。

この展示は居住者の思い?が示されていない建築物展示だったので、そこがどうにも引っかかるところでした。

 

そんなコト考えていたらあっという間に16時半が近づき、退館を促されて閉館時間に退館。

 

近所にある簸川神社(ひかわじんじゃ)をお参りし、人に会うために東京駅へ向かうのでした。