オーラルフレイル8

続き

4段階あるオーラルフレイルの最初の段階を超えてくると、

第二レベル、口のささいなトラブルの連鎖、
第三レベル、口の機能低下

オーラルフレイルマニュアルより

となります。
第二レベルと第三レベルは状況が悪化しているという程度なのでざっくりまとめると一緒くたなのですが、最初のリーフレットの問いかけ、です。

 

第二レベルの「滑舌の低下」は、唾液量の減少や舌の運動筋肉の低下を示唆し、それは第三レベルの「口腔不潔・乾燥」に通じます。
第二レベルの「食べこぼし」は、口輪筋を主とした口のまわりの筋肉の低下が示唆され、第三レベルの「口唇・舌の機能低下」。
第二レベルの「咬めない食品の増加」は、咬筋や側頭筋などの咬合力の低下や歯の本数、歯周病の悪化など、重複しますが第三レベルの「咬合力の低下」や「咀嚼機能低下」に繋がります。
第二レベルの「むせ」は、喉の周囲、顎二腹筋の機能低下となり、第三レベルの「嚥下機能低下」となります。

そうなると、もう少し専門的知識のある街歯医者の出番ですが、
まぁいろいろな検査があります。
唾液量の検査も、簡易検査だとウチも持っている「ムーカス」(商品名)といった口腔水分量計とか、きちんとしたガムテストなど。
咬合力の検査だと、メジャーなのは「デンタルプレスケール」と「オクルーザー」(商品名)などの咬合力・咬合面積、咬合バランス等の検査、
舌の検査だと、舌圧測定器など。

あとは、食の多様性として食事中の様子や、食品摂取の多様性の評価を行ったりします。

また、動きの評価

オーラルフレイルマニュアルより

「パ」「タ」「カ」が明瞭に素早く発語出来るかで、「パ」は口唇を閉じられるか、「タ」は舌尖、つまり舌前方の動き、「カ」は舌の後方の動きを評価します。

 

それらからオーラルフレイルと診断された場合、それぞれの治療や訓練となります。

治療、という意味では義歯やインプラント、ブリッジといった欠損歯に対する処置や、歯周病の処置、ダメな歯の抜歯とか。
また、口腔乾燥症と診断した場合、その原因を探る。たとえば薬の副作用だったり、シェーグレン症候群と言った病気の特定だったり。

 

そして機能回復のための訓練では・・・・

になるのですが、このようにこれこれこういう機能評価があるよと書いていますが、僕は結構講演会のために勉強しただけで、それら評価がちゃんと出来る専門的な街歯医者にはなっておりません。こういうことを日常的にやれていればもう少し自身の見解を混ぜられるのですが・・・・・

 

続く