年に一度のお絵かき

あけましておめでとうございます。

 

絵を描いていると楽しい。ただ、絵を描くことが目的ではないのでそんなに絵を描くことはない。なので描くことが楽しいというより描いていると楽しい、のです。

年がら年中描く絵は歯の絵だったり、それにともなう知覚過敏や虫歯の説明、歯根端切除術+囊胞摘出術の説明だったり。
これらは説明の際して当たり前のように描いているから楽しいとかそういうのはない。

 

僕が描く時期は年末。年賀状イラストの時、くらい。

ネズミ年・・・ネズミ・・・・そして僕の、僕の家族の「今」を絡めて・・・。
と、数日そういうことを頭に置きつつ過ごしていると、ふわっと画像のピースが降りてきます。

長女、頑張っている、大詰め。
次女、頑張り始めている。
三女、マイペース。
妻、頑張っている、応援している。
僕、穴を埋めるように仕事している。

そして、ハムスター飼いはじめた。

で、浮かぶ画像を紙にアウトラインを落とし込む。
そんな感じなので、それ以外の画像がもう出ない。
どうかな?と妻に見せる。僕は公私の境界線が曖昧なので妻に線引きしてもらう。

そしてアウトラインから構図を整え、下絵を描き始める。

 

ここで失敗したのが方眼紙を使ったこと。

方眼紙のマス目に自然に縛られてしまって、それに気づかず、自分では立体的だと思っていたままスキャナで取り込む。

 

取り込んだ下絵からデジタルマンガ家御用達のセルシス、クリップスタジオを使って線画を描く。

そして気づく。立体感が、ない。遠近感がないと言ってもいい。特に左下のレトロ風な機械で。

 

原因は方眼紙のマス目でひたすら平行線を描いたから。

なんだっけ・・・・あれ、そうだ、二点透視図法とか三点透視図法とかいうの・・・なんか難しそうなの・・・・。

両方とも遠近感を出すのに必須の方法で、
二点透視図法は目線(アイレベル)の水平線上の左右に一つずつ消失点を置き、その消失点から引かれた線をなぞることで近くは大きく遠くは小さく、の遠近感を出す。ただし縦方向は全部垂直線。
二点透視図法を意識して、アウトラインを描き直したのがコレ。

三点透視図法は、二点の左右の消失点に加えて、縦方向に消失点を加えることで、「俯瞰」とか「あおり」とかを加える遠近法で、二点透視図法と異なり縦方向の線も垂直ではない。
三点透視図法を意識して、アウトラインを描き直したのがコレ。

 

なんかやっぱり三点の方が格好いいな。
コレと最初を比べたら、最初の方なんかエジプトの壁画だ。

でも、破綻なく三点透視図法なんて・・・・・と思いきや。

 

セルシスのクリップスタジオは、先に書いたようにデジタルマンガ家御用達です。そのくせフォトショップのように高額でもなく。
そして、ユーザーが多いのでプロアマ問わずイラストレーターらが作例を公式サイトにアップし、使い方の公式サイトも初心者向けの描き方の方法をわかりやすく解説してくれています。

クリップスタジオにはパース定規なるものがあり、どう使うのか、その手法なども公式サイトに載っていました。
だいたいで描いた下絵を元に透視図法の消失点を割り出す方法とか。それだ!

僕は知識の蓄積がないからか、短い時間を繋げるように作業してもすぐ忘れます。なのでやるときは一気に。
12月20日金曜日にだいたいの下絵を描き、この構図にしようと決めて。
12月21日土曜日の20時くらいから部屋にこもり、一気に。
途中、妻がきて「凝り出して迷走してない?」と言うも、一応方向は見えているので「たぶん、大丈夫」と返して、
何年ぶりかの完徹。9割方終わったのが12月22日の朝7時。出来た絵を印刷して妻や子供達に見せてOKもらって、残り1割のやり方がわからず公式サイトや他ネットを調べたり、今までの知識からたぶんこれでいけるはずと、午前中に試行錯誤し、完成。

相変わらず、色塗りが下手、というか色彩センスがないというか。それでも去年や一昨年と違い、公式サイトにある初心者向けの色塗り方法を見ながら、何十ものレイヤーを使い、結果簡単にそれっぽくできたなと思います。
思っていたのとちょっと違うけど。

とはいえ、所詮数日初心者向けのページを見ながら描いたに過ぎなく、たぶんクリップスタジオの機能の10%使っているかどうか・・・

そしてまた1年後に、となるとせっかく10%とはいえ覚えたことをすっかり忘れてしまいそうなので、何かしら、それこそ当ホームページの治療説明とかに活かしてもっとサラサラと描けるようになったらいいなぁとチャレンジしようかと。

 

ちなみに、12年前のネズミ年の年賀状はこれ。

ちょうど長女が生まれた翌年なのでそんなイラスト。当然色塗りセンスがないから筆絵っぽくしてごまかしました。確か時間もかかってません。仕事は辞めていたけど長女の出産と開業準備でバタバタしていたってのもあります。
この時は残ったデータを見ると製品版として発売されたばかりのペイントソフト「SAI」を使っていたようで、その拡張子のファイルが残っているのですが、
SAIのプロダクトキーを忘れてしまっているので、開こうと思ったら試用版をダウンロードして、となるのですが、SAIのサイトを見る分には非常に取り残された感じでダウンロードする気も起きない・・・。ベータ版を経てリリースされたときは軽快に動く、そして安い、と好評価だったと記憶しているんだが・・・。