オーラルフレイル1

先に書いたようにせっかくオーラルフレイルについて勉強したのに11人にしか聞いてもらえなかったので、ここにテキトウに書いていこうかと。

もっとも、専門的に勉強しているワケではないので一般的なレベルで、というくらいなので、よく誰向けに書いているのかわからん超ありがたい情報レベルは期待しないで下さい。

今回、健康講演会で「お口でのばす健康寿命」(原題「口から始まるピンピンコロリ」)をやるに際してメインで利用したのが

日本歯科医師会が出している「歯科診療所におけるオーラルフレイル対応マニュアル2019年度版

神奈川県が出している「オーラルフレイルハンドブック」(県民向け/歯科専門職向け)

と、これらの貴重なベース資料となっている、通称「柏スタディ」と言われる研究成果があり、その「柏スタディ」で検索して出てきたいくつか。

(神奈川県のオーラルフレイルハンドブックはページも少ないけどこれを読むだけでも知った気になれます)

 

フレイルとは、元はフレイリティという単語で「虚弱」や「老衰」また「脆弱」と訳されるそうです。
それを日本老年医学会が、「『虚弱』は戻る」ということを強調する意味合いから「フレイル」というワードを「虚弱」として2014年に提唱しました。

以前に書いたように、高齢化社会への対抗策に提唱するのに何で横文字使うかなぁ・・・とは思います。
ちなみに半ば忘れていたけど、グダグダ東京オリンピックに際して体育の日をスポーツの日なんてカタカナに変える話がありましたね。このままだとスポーツの日になっちゃうんだろうなぁ・・・

 

で、その重要な研究が「柏スタディ」で、柏市での大規模高齢者コホート研究をしています(現在も継続中)。
コホートとは同一の集団とかいう意味らしく、コホート研究となると特定要因の集団とそうではない集団とを長期間追跡研究し、発生率や違いなどを研究するという、大変時間とコストのかかる研究だそうです。

で、なんで柏市?

というと、都心部からそこそこの距離(30キロ)で高度経済成長期に人口増加、発展した街で柏市自体の高齢者率(65歳以上)は日本の平均と同じく20%程度なのが、柏市の豊四季団地は41%と、将来の日本の都市像だそうです・・・。

そういうところが研究対象に選ばれたんでしょうかね。

僕が以前勤めていた川崎の河原町団地もなんとなくそんな感じ。高度経済成長期に基幹駅から離れたところに作られた大規模団地はどこも似たり寄ったりなんだろうなぁ・・・。

というわけで、大規模コホート研究なんてそうそうやれる研究じゃないっぽいので、フレイル予防において「柏スタディ」はバイブルなのかもしれません。

 

さて、来たるべき超高齢化社会、本来望ましい人口ピラミッドとは大きくかけ離れた少子高齢化に向けて、こういう研究がされているわけですが・・・・

オーラルフレイルマニュアルより

 

実際、もう少子化対策は人口分布のタイミング的には手遅れらしい。
ていうか少子化対策に毎年2兆円がつぎ込まれ、1兆は子育て支援であり、それは大事と言えば大事なんだけど、それって少子化対策かというと?
そもそも、人口ピラミッドの形態がヤバイ、という話は僕が小学生の社会でも習ったことなので、30年以上経過しなんか出来たん?

結局出来てないから少子高齢化は進み、医療や福祉で破綻しかかり、一億総活躍社会なんて言って、年寄りもギリギリまで働かせようってことになるわけで・・・。

優雅な老後、は来ない。

 

・・・のだけれど、どう恨み言を言ってもこの流れは変わらない。変わらないなら優雅な老後はともかくとしても、元気な老後は送りたいってものです。

そして元気な老人、つまりフレイル予防になるわけですが、それには社会との繋がり、が重要な柱となっていてます。つまり年を取っても社会に出て働け、社会と繋がりを持て、なのです。

 

矛盾してないけど、なんとも政府の失策(無策)を糊塗するような感じがして釈然としない・・・。

 

続く