知られることとプライバシーと

気がついたら、スタッフで名札をつけていたりつけていなかったりというコトになっていました。
聞くと「あまり名前を知られたくない。」ということ。「出来たらホームページにも名前載せてもらいたくない」んだそうだ。別に後ろ暗い過去があるわけではなく。

 

良くない話なのですが、クリニックによっては歯科助手が歯科衛生士のまねごとをするケースがあります。
歯科助手は要は無資格者で、歯科衛生士は有資格者です。
歯科助手が歯科衛生士のようにスケーリング(歯石落とし)やTBI(歯磨き指導)などやってはいけません。
(理由は人材不足と人件費。かといって肯定して良い違反ではありません)

そういうこともあり、登録されている保健所に「○○歯科には歯科衛生士はいるのか?」という問い合わせをされる患者さんもいるらしい。

なので、サクラでは、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手と明確に分けるために名札をしているのですが、プライバシーという壁が存在するわけです。

 

また、特に求人の際に、らしいのですが、スタッフがどういう人たちがいるのかを知りたい、という要望があるらしくホームページにはスタッフの集合写真でもあると有効だと言われたのですが、
これもまた特にインターネットという全世界で見られる(ばらまかれる)エリアでは顔写真というのもプライバシー保護という点ではなかなか難しいところ。
これには僕も同意するところなので院長、副院長という立場以外の顔写真は載せていません。
忘年会やったよ的なブログエントリーでも写真はぼかしています。

実際、スタッフのフルネームで検索されているログが残っています。友人かもしれないけれど、なんとなく気味悪い感じはあります。

 

本当に歯科衛生士なのか?というコトをしるだけだったら、いっそ名札は「歯科衛生士」「歯科助手」だけというのもありといえばありなのですが、さすがにそこまでナナシノゴンベエってのもねぇ・・・

ということで、名札をリニューアル。

役職名を大きめにして、名前は名字だけ、しかもやや小さめに。
というところで手を打ちました。
(夜のお店のように「下の名前をひらがなで」という冗談も)

ホームページの人物紹介ページでもスタッフは名前だけに変更。味気ない感じは否めませんが。

 

知ってもらえることと知られることと晒されることのバランスが難しいですね。