先が短いから

患者さんから言われるフレーズで悩むのが

「老い先短いから・・・・」

 

僕は、出来るだけ患者さんの感情や出せる金額、かける時間、そこから得られるメリットデメリットを含めたコストパフォーマンスを考えて説明するようにしています。
当然、その僕の試算が、そもそも前提が間違っている可能性もありますが。

そのコストの計算には「時間」も含まれます。

そこで老い先ですよ。この人何歳まで生きるかなぁとか、何歳まで元気でいられるかなぁ。

 

老い先が短いなんて言っても、実際あと何年生きられるなんて誰にもわからないわけです。
ただ、僕がそこで悩むのが、

「老い先が短いから余計なことをしない」方が良いのか、
「老い先が短いなんて言うけど今は元気なのだから今のうちに余計なことをしよう」が良いのか。

特にウチは階段の2階なので、一人で2階に上って来られる患者さんは比較的健康です。
だから、今のうちに積極的に加療し、抜歯したりしちゃった方が良いんじゃないかな。という提案もします。

いわゆる健康寿命があやしくなると通院も厳しければ抜歯も厳しくなるし。その上で抵抗力が落ちたら、その歯や歯周組織に問題が起きやすくなるし・・・・。

実際、老い先がわからない以上、どっちの選択が正しいかわかりません。

 

以前、患者さんから質問を受けたのが「お友達が言っていたけど『歯医者って口の中を見たら寿命がわかる』って言っていたけど本当?」

 

いやいやいや・・・・。

寿命がわかるんだったら歯医者しないで怪しい占い師として一財産作れるよ・・・。