同音異義語

audibleで光圀伝を聴くと・・・

audibleに限らずオーディオブック、要は朗読と時代小説・歴史小説は相性が悪い気がします。
どうにも同音異義語・同訓異義語がわからない、わかるまでに時間を要するのです。

光圀伝で頻繁に出てくる「シイカ」、これは「詩歌」でわかるのですが、同程度頻繁に出てくる「シショ」、これが「史書」だろうとわかるんですが「司書」?「詩書」?とかぷかぷか浮かんでしまう。
また儒学の教えの中にあるらしい「ジョサイ」。如才?
光圀伝の中では、故人が今も生きてそこに居るかのように振る舞うことっぽいニュアンス。
が、「如才ない」は「気が利いて手抜かりがない」という意味。で、「如才」はというとつまり「いい加減」「手抜かり」という意味。
全然違う・・・・・。
と思いきや、如才は元は如在と書き、論語由来で「眼前に神や主君がいるかのように、謹みかしこまること」を言った、らしい。
それが「形式的」という意味に誤用され今に至る。
論語は孔子で、孔子は儒教だから、
となると、やはりコレに出てくる「ジョサイ」は「如才(如在)」でいいのか・・・・わかんないよ。もう。

光圀伝(下)の前半に出てくる光圀の家?で「ショロウ」という言葉が出てくるのですが、全然わからない。
最初、明暦の大火の後の建設だったので物見櫓的な意味合いの「鐘楼」かと思ったけどどうも違う。書物たくさんらしいので「書楼」とかか?

章の最初に「メイソウジョウキ」という形で晩年の光圀の思い返しが語られるのですが、これにしても今回検索して「明窓浄机」(なんとATOK漢字変換で一発で出た)とわかりました。

 

人名も困る。
林羅山など教科書レベルの人たちはともかくとしても、光圀の妻で才智と理解のあった「タイ姫」・・・・タイって何?鯛?(泰姫でした)
とか、林羅山の次男(正確には四男らしいが)の林ドッコウサイも、何を当てていいのかさっぱり。
こういうのをいちいち止めて検索するのも無粋なのでほったらかしたままで聞いていたんですが、なんかモヤモヤする・・・。漢字を知りたい・・・。
これが冲方丁の「天地明察」は書籍を持っているのですが、この「光圀伝」はわざわざ書籍版を買おうという気にはならないから・・・

これがaudibleというかオーディオブックの限界か・・・・?。

今は「シャーロックホームズの冒険」を聴いているので複雑な漢字が少なくていいのですが、
同時に冲方丁関連で清少納言を描いた「はなとゆめ」を購入しています。これは更に漢字がわからなくなるんだろうなぁ・・・・

また、audibleでは吉川英治の「三国志」がリリースされていますが、アレはマズいぞ。常用漢字ですらないぞ・・・。少なくともゲームの三国無双で興味を持った、レベルの人が聴くと人名がカタカナだらけになるぞ?

 

ちなみに、僕は三国志の初めては、久保田千太郎×園田光慶版の三国志(マンガ)で、実は横山三国志より絵的に迫力があってよかったのですが、督郵という悪代官の服装に「〒」マークがあしらわれていた時にさすがに違和感を覚えました。
次はPC-8801版の初期三国志(光栄)で、容量の問題でキャラクター名は全員カタカナでよっぽどの人物以外は画像は使い回し。
次は学校の図書館にある横山光輝版三国志(マンガ)。
その後は吉川英治版三国志(小説)、北方謙三版三国志(小説)、マンガで龍狼伝、蒼天航路、覇(ロード)が少しと、あとはろくにクリアしてないゲームの三国志(三国無双とかそんなの)という知識です。

漢字が違うけど日本語読みだと同じになる同音異名語?が、オーディオブックだとどう混乱するのか・・・。

とはいえもう吉川三国志を聴く気になれない。三国志演義をベースにしているからか、北方三国志や蒼天航路を知ったからか、または僕が擦れてきたのか、どうにも劉備のあり得ないほどの偽善者っぷりが鼻について・・・。