近未来的治療

先日のセミナーでマイクロスコープ欲しい!
という気持ちが芽生えました。もっとも値段はそこそこするのですぐにおねだりして買える金額ではないのですが、副院長も根管治療の難しさがわかっているから、うむむ・・・と唸っています。

が、裸眼じゃなくスコープ越しなのと光軸と視軸が一致しているためのデメリットらしく影が少なく、そのせいで立体感が弱いらしい。
だから、練習して慣れるのに早くても3か月はかかるとかメーカーの人に言われた。

 

難治性な根っこの治療をしていて、ハズキルーペ越しにも「あそこら辺に何かある」とわかりつつも出来ないもどかしさの中、
「マイクロスコープがあれば・・・・あの先生の見せてくれた動画のように、見て、確認して、アレをこうして、ソレをああして・・・・」
と、都合良いように、マイクロスコープ万能万歳!的に妄想していました。
そして、さくっとその講師レベルの情報処理能力とそこに至る努力と腕前を想像し・・・・・うん。オレがそのレベルに至るのにどのくらいかかるんだろう・・・・?と思い至る、と。

マイクロスコープを買わないとそこに至る道すらもないので、逆皮算用なわけですが、

どうにも、上手い人の何気ない作業シーンを見ると「オレでも簡単にできるんじゃ?」と思ってしまいますね。そして出来ずに頭を抱える。

 

でも、いつかマイクロスコープは買おう。努力しよう。治療姿勢も良くなり肩こり腰痛にもいいっぽいし。

 

ところで、マイクロスコープ、つまり接眼レンズに目玉を近づけて治療するわけですから、作業効率でいえば目線を外さないで治療した方がいいわけです。そのためにはスタッフの阿吽の呼吸にも似た連携が必要で、先生がマイクロスコープ越しに何を見ているのか、何をやっているのかをリアルタイムで知る必要があるようです。そりゃそーだ。

で、一般的には外部モニターに映し出してそれをスタッフは見つつ連携するらしいのですが、講師の先生の出した映像では、スタッフはスカウターを着けていました。

ドラゴンボールに出てくるアレですよ。

 

いや、アレより小さい。

で、セミナー終了後にマイクロスコープを触らせてもらっている時にメーカーの方に、アレってオプションであるんですか?と聞いたら、
アレはウチでは用意しておらず先生が探し出したのだとの返答。

ナニソレ、カッコイイ。

探したら、ブラザーの「エアスカウター」

公式サイトより

でした。(多分)
映像をアレに飛ばして横目で確認しつつアシストしているらしい。カッコイイ。
ドローンでの空撮で、本体やその周辺を目で確認しつつドローンからの映像を横目で確認して適切で安全でステキな映像を撮影が出来るんだそうだ。
つーか、エアスカウターって名称って、やっぱりドラゴンボールの影響ですかね。スカウターの意味自身は映像云々全然関係ないしね。

 

そして、送られてきたばかりの日本口腔外科学会誌には、スマートグラスとAR技術を応用した手術というのが紹介されていました。

専用眼鏡に映像を映し出して、その映像はポケモンGOで有名になったAR技術(AR=拡張現実)、リアル空間に3DCG画像を浮かび上がらせるアレ。
3D-CT画像から顎骨や切除すべき位置をスマートグラス越しに指標として浮かび上がらせて手術するんだそうです。

なんか近未来な想像が現実になっていますね。

僻地医療の革新として僻地の病院にはロボットアームがあり、偉い先生は都心部でヘッドセットで僻地での患者を診つつロボットアームを遠隔操作し手術するとかありましたけど、

たとえば、歯科ユニットにロボットアームとモニターとカメラがあり、スタッフはいるけど、僕はいなくて、僕は自宅で遠隔操作。会話はモニター越し。
しかも全てのユニットにソレを設置。僕は治療を終えたり、患者さんに麻酔をして麻酔が効くまでの間に、他の患者さんの方へ向かう、のではなく、ボタン一つで移動(?)

いやー・・・何億かかるんでしょうね。そして患者さんは不安になるでしょうね。
でも、そうすると在宅勤務ですよ。

・・・・まぁ潰れるでしょうね。患者さん、寄りつかなくなるな。
ロボットが何でも治療、手術、投薬して患者さんは不安がる・・・そんなのブラックジャックでもありましたね。
確かロボットが自らの不調を診断して患者を人質に取りブラックジャックを呼ぶ話だったか。