アタマガオカシイ

マンガ家の大暮維人(おおぐれいと)氏が、パチンコでかさんだ借金返済のため賞金目当てでマンガ家(エロ)になったというのに、すさまじいまでの変態画力。
動機と画力の乖離が何が何だか。

変に崩した迫力のあるパースもさることながら、細部に至る小道具のこだわり。
何の変哲も無い小道具を普通に描いたら死ぬ病気でも持っているのかってレベル。

そのくせ(?)、「天上天下」や「エア・ギア」も話はどんどんと壮大になって世界危機レベルにまで発展して収集つかなくなるし、話をあっちこっちいらない方向まで詰め込むので、画力という絶対的な説得力が無いとヤバイレベル。

なので、「エア・ギア」は終盤まで購入していたのに買うのをやめてしまい、「バイオーグ・トリニティ」(原作:舞城王太郎)は吹き出しが横書きで読めなかった。

とはいえ、美麗な絵を見るだけで気持ちがいいのですが。

 

そんな大暮維人氏がラノベ界の巨匠(らしい)西尾維新氏の「化物語(バケモノガタリ)」をコミカライズするとのことで、気になってちょっとkindleで買ってみました。

  

アタマガオカシイ
やはり大暮維人、小道具を普通に描けない病気に罹っているとしか思えない。

気になって思わず原作小説の方までkindleで買ってみたけど、表記は「自転車」
せいぜい、後になって通学用に「ママチャリ」だ、という表記と、プライベート用に「赤いマウンテンバイク」が追加されていたけど・・・

でも、自転車、ママチャリ、マウンテンバイク。

なんでこんな作画が面倒この上ない自転車をわざわざ描くのさ???
少なくともママチャリでもマウンテンバイクでもない。
(AmazonPrimeビデオで化物語のアニメがあったので1話の半分だけ見たけど、遠景でママチャリだったし、そもそも自転車を漕いでいる間接的な描写はあったけど自転車本体の描写がほとんどなかった)

 

何だっけこの自転車・・・
知り合いのY先輩が無駄に何台も持っていた高級自転車。
名前が出てこない・・・・。
自転車マンガ「アオバ自転車店」(宮尾岳、少年画報社)シリーズでも多分出てこなかったと思うが(最近のシリーズ読んでない)・・・
僕がブロンプトンが欲しいから(しかもイギリスで発売されたばかりの電動アシストモデル。日本では販売未定でしかも40万円くらいするのでそもそも買えない・・・)、ブロンプトンしか頭に浮かばない。

 

でいろいろな単語で検索して欠片が出てきて思い出した。

アレックス・モールトン

エントリーモデルですら20万円オーバー、ノーマルモデルで70万円オーバーの自転車である・・・。

それを普通(だった)高校生が、(マンガ版では)エロ写真集をさりげなく買ってプラス3000円近い出費を痛がっている彼が、所有する自転車とは思えない値段なのだが・・・・。

 

そして、自転車乗れない友人の練習に、この高級自転車を使わせたY先輩も大概だけど・・・。