リアル弘道館と葉隠みらい館は同じ町内、
ついでに「オランダハウス」は隣の町(といっても歩いて5分かからない)なので、そこを見て、
今度は車でメインパビリオンとなる「幕末維新記念館」へ。
大量の鉄を均一にに精錬する国内初の実用反射炉のバルーン模型があり、全体の写真撮り損ねた・・・
ダイナミックな映像を使うことで幕末から維新における佐賀の歴史を見せるので、時間が来るまで中で待ちます。
時間も16時半のためお客さんはあまりいませんでした。
促されて中に入ると170度くらいのスクリーンがあり、この会のキャッチコピーである
「その時、日本は佐賀を見ていた。佐賀は世界を見ていた。」はちょっと盛りすぎじゃねぇ?と思わないでもないのですが。
佐賀藩は長崎警備を幕府から命じられていたので海外からの脅威を他藩より感じており、蒸気船、大砲等の最新鋭が必要と考え動いていたところが「佐賀は世界を見ていた」
それだけの技術と攻撃力を持ち、その武力が歴史を左右するレベルになっているにも関わらず、当初、幕府にも薩長にもつかず距離を置いていたため「日本は佐賀を見ていた」
というので間違ってはいないんだけども・・・。
と、二つの体感シアターの映像ブースを抜け、
音が鳴る光の輪を通り、次のブース、技からくりシアターへ
薄いメッシュのスクリーンに映像が映し出され、その背後で黒子が鍋島直正人形を動かしたりしている。
そうやって、直正公が精錬方を作り、反射炉を作らせ、大砲を作らせ、蒸気機関車の模型を作らせ、それをベースに蒸気船を三重津に作らせた、そういう技術革新の歴史が流れていました。
反射炉の仕組みがさっぱりわからんけどね・・・。
次に、七賢人たちが一堂に会しておしゃべりするラウンドシアターへ
写真では非常にわかりにくいですが、円形のブースに、均等に配された大きな窓のようなスクリーン。そこに賢人達の影が窓を越えて歩き、一堂に会する。そして直正公へ一礼する。
そしてそれぞれが絡み合う当時を懐かしむようなおしゃべり。
なかなか凝った作りです。
最後は「志」、来場者の言の葉を書き綴ったブース。それは僕らのような単なる来場者から、著名人まで。
ワンパターンな戦いと50巻を超えても中華統一する気配のまったく無い大人気連載マンガ「キングダム」の作者も佐賀出身でした。
で、最後にお土産コーナー。特に買う物無かったけど、
佐賀のソウルフード竹下製菓の「ブラックモンブラン」。
30年前は50円だったのに108円に!?
このバニラアイスにチョココーティングしてクラッシュナッツを塗してある、そのチョココーティングを、
歯で削り取り、ただのバニラアイスにして食べるのが50円時代からのスタイル。
そんなところで17時を回り、午前中の法事に所用で欠席した姉夫婦の居る有田へ。
だから、佐賀城本丸歴史館や、佐賀バルーンミュージアムに行けなかった・・・・。