この歯ブラシ、変じゃありません。全く普通の歯ブラシです。
何が変かというと、鞘(さや)というか柄(「え」ではなく「つか」)というか。
柄に歯ブラシを差し込んで、というかここは、挟み込むと表現したいところ。
目釘(めくぎ)がないのが残念。つまり歯ブラシは刀身で、歯ブラシの柄(え)は日本刀で言うところの茎(なかご)
そこに鍔をはめ込んで
日本刀歯ブラシの完成。鋒(きっさき)にブラシがあるという。
そして歯磨きが終わったら、鞘に納めて。
つーか歯ブラシの管理としては鋒というかブラシが濡れた状態で納刀したら錆びちゃう・・・もとい黴びちゃうなぁ・・・
ちなみにこの裏には
外国人観光客向けかな?
直刀ってところが忍者刀らしくていいけど。
この日本刀歯ブラシは、2016年7月に福島、喜多方巡りをしたときに鶴ヶ城のお土産コーナーで購入しました。
歯ブラシ使って毛が開いても交換の刀身・・・歯ブラシはありません。
この歯ブラシ自体は四方詰め(しほうづめ)とか本三枚(ほんさんまい)とかそれ以上の業物ではなくせいぜい甲伏せ(こうぶせ、かぶせ)程度かな。