設備品

便利道具

麻酔をしまーす。

自動注射器
えー・・・と、完全な「無痛治療」なんてありえません。だって恐怖心でいっぱいの子供は触らなくても痛がるし。
麻酔の針を刺すときにまったく痛くない、ということもゼロではないけどほとんどありません。
静脈内鎮静法でも点滴するしね。
ただ、減痛することはできます。
それは技術だったり話術だったり、そして道具。

針は33Gというかなり細い針を使用。
麻酔薬が冷たいと痛い。ので体温レベルに温めておく。
麻酔薬を急いで入れると痛い。ので機械を使ってゆーっくり一定スピードで注入する。
そんな機械。


これこれがこうなるのであれがそうなるのです。


説明をするのに極力専門用語は使いません。しかし言葉でビジュアルを説明し尽くすのに限界があるのも事実。
院長は絵をスラスラと描きながら説明しますが、でも描いていて自分で「これ患者さんにわかりにくいな」と思うことも。
だから、用途に合わせたたくさんの模型群。


もっと細かく、もっと綺麗に


きっかけは、老眼・・・
歯科医師にも人気の「ハズキルーペ」を皮切りに拡大鏡を数種類。


「ライト」と歯科医師が言い、スタッフが治療部位に光を当てる。


虫歯を取ったあと、詰めるときに使うCR(コンポジットレジン)や被せ物の土台を形づくるプラスチックなどを固める特殊な光。その光照射器。
30年くらい前はドライヤーみたいな大きさのハロゲンライトを使って、電力の都合上有線で。
20年くらい前はそれが充電式の無線になり。でもハロゲンライトを使用しているので、ともに発熱によりファンが内蔵されていてデカい。
10年前からは青色LEDにより消費電力も発熱量も減少したので小型化して。
そして5年前くらいからはハイパワーに。
なので10年前の照射器は10秒かかっていたのがハイパワーになると3秒。この差は非常にデカく、二度と戻れない。


この歯は生きているのか死んでいるのか、それが問題だ・・・


というわけでその生死不明の歯に冷たいモノを当ててみたり、電気を流してみたり。
神経が死んでいると電気を流しても痛くない。逆に生きていると痛みが出る。
そして先生は患者に痛い思いをさせてホッと息をつく。それでいいのか?


これが虫歯の場所です。


と口腔内カメラで見せる。ちょっと古いので解像度も低めだしモニターも小さい。でも仰々しくない。


唾液の量、少ないか?


なんか口の中乾いているような気がする。乾いた状態だと虫歯になりやすいし歯周病も進みやすい。しゃべりにくい、味も変。
口腔乾燥症か?
とキチンと計測しようとすると味の無いガムを一定時間噛ませて出てきた唾液を貯まった都度、カップに出してもらい量を計測する。
その前に簡易で計測。舌の上にぺたんと乗っけて2秒。簡易口腔水分量計。あくまで簡易だから何度かやっての平均をだして目安にする。そんな器械。


レーザーで切除します。


「レーザー」。なんと男心を躍らせる単語だろうか。40歳代の院長の「レーザー」という単語に初めて触れたのは横スクロールシューティングゲームの名作「グラディウス」だっただろうか。あの装備した瞬間からの無敵感。リップルも捨てがたいが、オプションも、バリアも・・・・・あ、関係ないですね。

というわけで、そこまで物質を破壊するほどの出力ではありませんが、炭酸ガスレーザーです。
歯科で使われるレーザーは概ね「半導体レーザー」「炭酸ガスレーザー」「Er:YAGレーザー」あたりです。
でもって普及率は15%程度らしいです。その中で一般的なのが炭酸ガスレーザー。YAGレーザーは高いのです。欲しいけど。
レーザーがあると口腔外科領域での治療の幅が広がります。小帯切除や粘液嚢胞切除とか無敵すぎ。
切る以外にも用途はあります。歯肉の着色を落とすとか口内炎にとか。


し、心臓っ!? AED持ってきて!!!そして救急車も連絡!!


なんてシチュエーションはお目にかかりたくないのですが、あるのとないのとでは生死の明暗を分ける大事な器械。
使わないままバッテリーの交換やパッドの交換をしていくのがやや虚しいけど、だからといって使いたくはないです。


往診で あると助かる レントゲン(院長 心の俳句)



あまり積極的に展開していませんが往診(訪問診療)やっています。往診での症例の6割が入れ歯関連らしいので、コンパクトな削る器械(上の写真)があれば概ね事足りるのですが、
あるのとないのとでは大きく違うのがポータブルX線。ちょっとその場で確認できないのですが(できる器械も売られているのですが持ってません)、歯周病に伴うモノなのかそれとも歯根に関係するモノなのか、使える歯なのか、かなり違ってきます。

そんな感じで当然他にも機器はあるのですが、ピックアップしてみました。全部載せるとさすがに長すぎるのでカットで。