擬音

よつばと!(あずまきよひこ、メディアワークス)の14巻が出てました。13巻から2年5ヶ月ぶりらしいです。

あいかわらず面白いんだけど・・・・そんなペースでいいのか?

 

で、ふと読んでいて気づいたのが、擬音が限りなく少なくなっている・・・?
よつばと!はサクラ歯科医院に置いているので、仕事が終わった後に確認したら、もともと多くは無かったけど、巻を追うごとに少なくなっていて、
14巻はマンガ表現的な擬音(バン!とか、ワンピースにおける「どん!」とかそういうの)がほとんどなく、走る音など音がする擬音が最小限あったくらい。

もともとスクリーントーンをあまり使わず精緻に、かつ描き込みすぎずに描き込まれていたけど、最近のと比べると最初の巻の方はトーンを割と使っていた。

なにか絵で表現するのにこだわりでもあるのかな?

 

「交通事故鑑定人 環倫一郎」(梶研吾×樹崎聖、集英社)で、作画の樹崎聖氏は途中で枠線にも表現を求めて、擬音も枠線に組み込むという表現を模索していました。最終的には擬音もやめよう、動きによるブレの表現や、遠近感など絵だけでどこまで表現できるかを求めているようなことをマンガ内で書いていました。

たしか、「孤高の人」(新田次郎×坂本眞一、集英社)や「イノサン」で変態的な精緻描写で描く坂本眞一氏も擬音を使わなくなったんじゃなかったっけか。

絵が上手い漫画家は、そういうこだわりの方向に行くのかなぁ・・・・・と思ったけど、「デスノート」や「ヒカルの碁」の作画者・小畑健氏や「天上天下」や「エア・ギア」の大暮維人氏もすさまじく上手いけど別に擬音は普通に使っているか。

 

よつばと!14巻の帯に翻訳版300万部突破とか13言語に翻訳とか書かれていて、3年前にハワイに行った時のお土産によつばと!1巻と2巻の英語版を買ったのを思い返して開いたら、擬音にも注釈というか翻訳が細かく書かれてありました。ただし擬音は日本語(カタカナ)のまま。

1巻。日本版

  1巻。英語版

 

逆に「鋼の錬金術師」(荒川弘、スクウェア・エニックス)の英語版は、擬音も英語に書き直されてました。消して書き足して描き足すんだよね? たいへーん。

1巻。日本語版

1巻(3巻パック)。英語版

 

なんとなく、よつばと!の擬音が少ないのってそういう配慮とかもあったりするのかなぁ・・・とか。

 

擬音と言ったら車田正美の「リングにかけろ」とか「聖闘士星矢」とか、聖闘士星矢は海外でも大人気だったはずですが、擬音はどうしていたんだろう。

見開きで

BAKOOOOOOOOOOOOON

とかそのままだったのかなぁ・・・・・翻訳版読みたい!