帰省・行く・帰る・戻る

今日、2月10日(土曜日)は午後から院長、副院長は休診です。
理由はというと、僕の実母の三回忌で佐賀に帰省するからなのですが・・・・

 

ちょっと違う意味で気になったので「帰省」の意味を調べたのですが、
帰省とは、「故郷に帰って親の安否を気遣う・見舞う」という意味だそうで、そうなると父母共に他界している僕の場合は帰省とは言わないようです。

確かに、母が亡くなってから、帰省するという意味合いは、単に実家に帰ったではなく、親がセットでいることが帰省だなと実感はしていました。
親のいない実家に帰っても帰省という感じはありません。
もっとも、親が生きていたとして佐賀の老人ホームに移り住んだとして、そこに安否を気遣いに行くことが「帰省」というのかというとどうなんでしょうね?

 

さて、僕がちょっと違う意味で気になったというのは、僕は東京に出て約25年と、佐賀に居た年月より東京に居る年月の方が長くなっていて、小金井で開業して家庭の基盤もある、という状況で、「佐賀に帰る」のか、「佐賀に行く」のか、少し言い回しが気になっているのです。

さすがに「帰る」ではないんですよね。とはいっても「行く」と言うのも故郷に対して冷たいような?という気もして。

 

また、言葉にして気づいたようなものですが、妻に対する気遣いというのも微量ながら含まれているかもしれません。

なにせ、「帰省」でグーグル検索かけると、意味もありますが、割と妻が一緒に帰省したくない、嫁姑いじめが・・・とかそういうページが出てくるのですよ。
母は生前、東京で病気の手術をした都合上、検診で数ヶ月に一度1週間ほどこっちに来たりして、別に嫁姑の関係が悪いと言うことは全くもってなかったのですが、とはいえ気疲れは当然のようにあったようで、
そういう意味では、ことここに至って「佐賀に帰る」という言い方は妻に悪いかな、という気持ちもあったんだなぁと今更ながら思ってみたり。

 

さて、佐賀に行って、佐賀から東京に「帰る」のか「戻る」のか?
これ、グーグル検索すると興味深いことがわかります。
帰る、戻る、の違いに悩んでいるのは日本語を勉強している乃至は日本語を使う必要のある外国人が多い、ってことです。

いや、僕今結構悩んでいるんですけど。
帰る、というのは本拠地へ移る
戻る、というのは状態や性質が元のようになる
という意味合いがあるらしいので、東京が本拠地ではあるので、「東京に帰る」で間違ってないと思いますが、佐賀に生まれて佐賀で育った身としては「東京に戻る」という使い方は間違っている・・・のか?

なんとなくのニュアンスで使っているけど、これをちゃんと意味として気にして使い分けようと外国人が真面目に考えちゃうとかなり大変な気がしますね。