フロッピー

月の終わりや月の初めは医療機関はレセプト(診療報酬明細書(薬局だと調剤報酬明細書))を纏めるべく少しだけ裏で忙しくなります。

一人の患者さんがその月に何をしたのか、という資料というか表というか一覧というかそういうのを、来た患者さん分提出するのですが、
少し昔までは患者さん一人につき一枚の紙を印刷して、社会保険と国民健康保険それぞれ別々に纏めて、表紙をつけて紐で結んで提出するので、
レセプト枚数が多い(患者さんが多い)ところは紙を纏めるのに一苦労です。そもそも印刷するだけでも時間がかかります。
なのでそういうコトをやってくれる通称レセプトおばさんという職業?もあります。

 

今は電子レセプトといって、オンライン提出やCD-R等での提出になっています(限定条件で紙媒体での提出が認められています)。

電子レセプトオンライン化という言葉がこの界隈に出始めた頃、だいたいのインターネット環境はすでに光回線かADSLだったのに、「セキュリティのためにISDN回線を引く」という話が出ていたので、僕は「ば~っかじゃねぇの?」と思って電子レセプトオンライン化はぽしゃると思っていました。

 

が、結局数年前から施行されることになったのですが、オンライン提出だけじゃなくCD-R等での提出もあり、そして紙印刷がほとんどなくなったのでやってみたらすごく楽。
オンライン提出はその医院内でのインフラが、少なくともウチでは面倒みたいだったのでやめました。

ところで、CD-R等と書いていますが、CD-R以外の提出媒体としてあるのが、FD、MO、とあります。
フロッピーディスクとMOディスクですよ。MO(マグネットオプティカル)ディスクが認められてZipが認められてないのが気になりますが、そもそも今検索したらフロッピーディスクもMOディスクもまだ売られていたことにびっくり。生産販売終了されているのに。
が、昔々のデータがFDに記録されているとなかなか移行できない状況に陥っているジャンルもあるらしいです。西陣織とか。

未だ売られていることにもびっくりだし、CD-Rの何倍も高いメディアで提出する人がいることにもびっくりだけど、このレセプトを提出する医療機関側が大量のFDを買いだめしていても、見る側の支払基金や連合会のFDドライブがそろそろヤバイという噂で、ドライブが壊れて見られなくなったらFDが廃止されるかも、とか。

 

そんなFDですが、よもやのFDなので提出するFD媒体まで知る気もなかったのですが、3.5インチなのかな?やっぱり。よもや5インチや8インチじゃあるまいね。

 

そしてすごく不思議なのが、そんな昭和の遺産(といっても10年前まで生産されていたけど)とも言えるフロッピーにもかかわらず、未だにワードやエクセルなどや、ウチのCTを見るためのアプリケーションでの、保存(セーブ)のアイコンがフロッピーディスクマークなのはなんでだろう。フロッピーそのものを見たことない人が増えてきてると思うんだけどなぁ。

かといって、今更フロッピーマーク以外に「あぁこのマークで保存できるんだな」と直感的にわかるアイコンが思いつかないんだけど。

 

ちなみに。
大学2年生の時にパソコン(PC-486SE)を買って、一太郎5をインストールするのにフロッピーディスクを10枚以上入れ替えた記憶が・・・調べたら23枚組だってよ。
10枚以上という曖昧な記憶だったのはWindows3.1もなんかすごく入れ替えた記憶があるから。調べたらこのOSをインストールするのにフロッピーディスク14枚ですよ。